本文
総合振興計画は、長期的な展望のもと町の将来像を明確にし、その実現に向けた基本的な考え方や方針を総合的、体系的にまとめた町の最上位計画であり、芦屋町の経営方針であるとともに、住民と行政による協働のまちづくりを進める役割を担っています。
芦屋町では、平成13年度を初年度とする第4次芦屋町総合振興計画において、「歴史を守り 海と緑を活かし ひとが育つまち」を将来像に掲げ、その実現にむけ特色あるまちづくりに取り組んできました。しかし、芦屋町を取り巻く環境は大きく変動しており、厳しい財政状況や地域コミュニティ意識の希薄化など、さまざまな課題に直面しています。また、地方分権改革により地方分権が進展しており、自立する町をめざした行政システムの変革や、住民参画による協働のまちづくりを推進するため、地域の実情に即した取り組みも求められています。
こういった背景を踏まえ、今後の社会情勢の変化を的確に捉えながら、新たな時代に対応するための総合的な指針として第5次芦屋町総合振興計画を策定しました。
この計画は、「基本構想」「基本計画」「実施計画」により構成されます。
【 基本構想 】
「基本構想」は、芦屋町の将来像と基本目標を掲げ、これを実現するための施策の大綱を定め、まちづくりの基本的方向を明らかにするものです。 計画期間は、平成23年度(2011年度)を初年度とし、平成32年度(2020年度)までの10 年間とします。
【 基本計画 】
「基本計画」は、基本構想の施策の大綱に基づいて、総合的かつ体系的に施策の方向を示すものです。 計画期間は、前期計画を平成23年度(2011年度)から平成27年度(2015年度)、後期計画を平成28年度(2016年度)から平成 32年度(2020年度)の各5年間とします。
【 実施計画 】
「実施計画」は、基本計画で体系化した各施策について、実効性を考慮して事業量や実施時期を決定し、財源措置を行うことで予算編成の基礎となるものです。計画期間は向こう3年間とし、毎年検討を加えるローリング方式により調整を行います。 また、効率的・効果的な行財政運営を図るため、実施計画は毎年必要性や有効性などをPdcaサイクルで評価していきます。
※第5次総合振興計画の一括ダウンロードは下記のリンクを参照ください。