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遠賀川河口西側に位置する芦屋海岸は、北九州地域及び筑豊地域の人々の憩の場・海水浴場として古くから賑わってきました。
しかし、福岡県の管理港湾である芦屋港建設以降は、芦屋海岸への砂の堆積が進み、その堆積した砂が強風によって数百メートル先の住宅地まで飛散し、住民生活に深刻な被害をもたらし、海水浴場に隣接する海浜公園内にも、飛砂により大量の砂が堆積していました。
このため、芦屋海岸を管理する福岡県に、堆砂の除去や飛砂対策について要望した結果、福岡県による「芦屋の里浜づくり」の事業が実施されています。
芦屋の里浜づくり事業の詳細は、福岡県のホームページをご覧ください。
・芦屋の里浜づくり(福岡県ホームページ)<外部リンク>
松林が飛砂対策だけでなく、子や孫の代まで親しみを持って永く造り育ててもらえる地域の財産となるように福岡県による「芦屋の里浜づくり」の事業が行われています。
平成18年度から平成19年度にかけて、地域住民の皆さんにご参加頂いて、全6回のワークショップを開催し、「里浜全体像」をつくりあげました。
その後、平成20年度からは、地域住民代表・PTA・地域の団体などの構成メンバーとする実行委員会が開催され、平成27年3月、平成28年3月、平成29年3月とボランティアによる松の植樹が行われました。