本文
野菜
農業は、人びとの食を支えるだけではなく、美しい国土や景観を形成するとともに、防災の役割も担う重要な営みです。しかし、農業従事者の高齢化や海外からの農作物の輸入増加などにより、農業経営は厳しい状況に置かれています。
芦屋町では、水田地帯の山鹿耕地では水稲や青ネギなど、畑作地帯の芦屋大地ではキャベツや白菜、赤しそなどが生産されています。その中で、青ネギや赤しそはブランド化(青ネギ:「かおりっこ」、赤しそ:「芳香しそ」)され、直売所への出荷や学校給食への供給など、地産地消が進んでおり、これからのさらなる生産拡大をはじめ、付加価値の高い農作物の生産などを支援し、農業経営の安定化をはかっていきます。
芦屋町の総農家数は、54戸「第62次(平成26~27年度)福岡県農林水産統計年報より」ですが、農業従事者の高齢化、農業後継者不在による離農などにより減少していくことが見込まれています。そのため、後継者や新規就農者をはじめ、中核農家など担い手への支援や農地の有効活用が課題となっています。
また、農業者が効率的かつ安定的な経営を行うためには、農業用水路、ため池、農道などの計画的な整備を進めていくことも必要となっています。
第62次福岡農林水産統計年報(新しいウィンドが開きます)<外部リンク>