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総合振興計画は、長期的な展望のもと町の将来像を明確にし、その実現に向けた基本的な考え方や方針を総合的、体系的にまとめた町の最上位計画であり、芦屋町の経営方針であるとともに、住民と行政による協働のまちづくりを進める役割を担っています。
芦屋町では、平成23年度を初年度とする第5次芦屋町総合振興計画において、「魅力を活かし みんなでつくる 元気なあしや」を将来像に掲げ、その実現にむけ特色あるまちづくりに取り組んできました。しかしながら、私たちを取り巻く社会状況は、人口減少や少子高齢化の進行、全国的に多発する大規模災害、脱炭素社会の実現に向けた取り組みやデジタル化の進展などによって大きく変化しています。
こういった背景を踏まえ、今後の社会情勢の変化を的確に捉えながら、新たな時代に対応するための総合的な指針として第6次芦屋町総合振興計画を策定しました。
新たな総合振興計画では、まちづくりの礎である「 人」の育成・発掘に取り組むとともに、芦󠄀屋町の宝である歴史や文化、美しく豊かな自然などを未来につなげていくという思いを込め、まちの将来像を「人を育み 未来につなぐ あしやまち」としています。
この計画は、「基本構想」「基本計画」「実施計画」により構成されます。
【 基本構想 】
「基本構想」は、芦屋町の将来像と基本目標を掲げ、これを実現するための施策の大綱を定め、まちづくりの基本的方向を明らかにするものです。 計画期間は、令和3年度を初年度とし、令和12年度までの10 年間とします。
【 基本計画 】
「基本計画」は、基本構想の施策の大綱に基づいて、総合的かつ体系的に施策の方向を示すものです。 計画期間は、前期計画を令和3年度から令和7年度、後期計画を令和8年度から令和12年度の各5年間とします。
【 実施計画 】
「実施計画」は、基本計画で体系化した各施策について、実効性を考慮して事業量や実施時期を決定し、財源措置を行うことで予算編成の基礎となるものです。計画期間は向こう3年間とし、毎年検討を加えるローリング方式により調整を行います。 また、効率的・効果的な行財政運営を図るため、実施計画は毎年必要性や有効性などをPDCAサイクルで評価していきます。