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栃木県佐野市と芦屋町は、毎年交互にお互いの市町を訪問しあう形で交流しており、令和元年度は芦屋町が佐野市の子どもたちを迎えました。佐野市から20人、芦屋町からは13人の小中学生が参加し、8月7日~9日の3日間の日程で、子どもサミットや芦屋グルメウォーク、鋳物印かんづくりなどを通じて交流を深めました。
両市町の「概要・歴史」「伝統・文化財」「みどころ・いいところ」について3つのテーマで班ごとに発表、紹介しあいました。町の子どもたちは、「藤原秀郷のムカデ退治」や「さのまる」、名物である「いもフライ」などに関心を持っていました。また、発表内容をテーマとしてディスカッションを行いました。活発な意見交換が行われ、各々に自己表現ができました。
「食文化を通して芦屋町を知ろう」と町内の様々なお店を巡り、ご当地グルメを食べ歩きました。地元芦屋町の子どもたちにとっても、行ったことのないお店、食べたことのなかったものがたくさんあり、子どもたちはお店の方にたくさん質問をしていました。お店の歴史や商品の作り方を教えていただいたり、自分の足で町内を歩き回ったことで、地域の方とも交流することができました。
芦屋海水浴場で、波乗り体験、海の生物教室、浜レクリエーションなどの体験活動を行いました。ニッパーボード体験やマリンジェット乗船体験など日常ではできない体験を通して、思い切り海を楽しみながら友だちとの交流を深めました。海から遠いところに住む佐野市の子どもたちも、海が身近な芦屋町の子どもたちも、よい思い出づくりができました。
芦屋釜の里にて、鋳物師の指導のもと、オリジナルの鋳物印かんづくりを行いました。鋳型は、自分で考えたデザインを彫って事前に準備をしました。その型に、溶かした錫を流し込み、世界にたった1つの印かんをつくりました。子どもたちは溶かした錫の重たさに驚いたり、自分で作ったことに感激したりしていました。
事業報告を添付しますので、ぜひご覧ください。
栃木県佐野市との青少年交流2019報告書[PDFファイル/4.2MB]