消防団とは
消防団は、生業として消防業務を行う消防署とは違い「自分たちの地域は 自分たちで守る」という強い使命感とボランティア精神により、 地域に住む 人々で結成される消防組織です。
消防団員は、火災発生時における消火活動に加え、地震や風水害といった 大規模災害発生時には、救助・救出活動、警戒巡視、避難誘導、災害防御活動などに従事しています。
また、平常時においても、訓練のほか、特別警戒、広報活動などにも従事し、地域における消防力・防災力の向上において重要な役割を担っています。
消防団の主な活動
消火活動
火災現場では、被害を最小限に食い止めるために、消防署と一致団結し現場でさまざまな消火活動を行います。現場での主な活動人命救助・交通整理 ・延焼防止など、被害を最小限にとどめる。
水防活動
出水期や台風時の被害を最小限に食い止めるために、土のう積みや巡回等を行います。
予防活動
- 日常の整備点検消防団では、月2回(1日・15日)に消防ポンプ車等装備類や消防水利(防火水槽、消火栓)の点検を実施しています。
- 春、秋の全国火災予防週間では春の火災予防運動週間に警戒活動をしています。
- 火災が起こりやすい年末の夜間に、特別警戒活動を行っています。
- 防火水槽の点検及び草刈を行っています。
訓練
- ポンプ車操法訓練
消防ポンプ車の操縦や消防ホース等を迅速かつ確実に取り扱うための訓練です。2年に1回その技術を競う大会があり、訓練の成果を確認するために参加しています。
- 小隊訓練
災害現場では、団長の指揮命令のもと、規律正しく統一ある行動が取れなければいけません。そのため、部隊の団結力、規律、士気を養うことを目的としてうこと、小隊訓練を行っています。
- 遠賀郡内相互応援協定に基づく総合訓練
遠賀郡内で大規模な火災が発生した場合を想定し、遠賀郡消防署と郡内各町の消防団が連携した消火訓練を行っています。
- 消防学校での教育訓練
必要に応じて福岡県消防学校に入校し、消防団員としての資質の向上、学術及び技能の習得、規律及び体力の向上に努めています。
各分団の担当区域
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名称
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区域
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| 第1分団 |
粟屋、大城、浜口町、緑ヶ丘、高浜町、正門町、祇園町、船頭町 |
| 第2分団 |
中ノ浜、幸町、西浜町、白浜町 |
| 第3分団 |
山鹿地区全域 |
消防団の主な装備
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車輌名
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台数 |
| 指令車 |
1台 |
| 資材搬送車 |
1台 |
| 水槽付ポンプ車 |
1台 |
| 消防ポンプ車 |
3台 |