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芦屋町の漁業を紹介します

記事ID:0002229 更新日:2018年4月2日更新

漁船の画像
漁船

漁業施策について

 本町の漁業は、小型漁船による沿岸漁業が主で、沖ノ島・白島周辺を漁場としています。漁業協同組合としては、遠賀漁業協同組合(芦屋支所、柏原支所)があり、「つり漁業、網漁業」を主としています。
 近年は、漁協組合員の高齢化、後継者不足の進行および水揚げ高の減少、魚価の低迷などにより、漁業者の生活環境は安定せず漁村の活力が低下しつつあります。このため漁業については、漁業生産の安定を目的に漁業施設の整備、養殖・放流事業の促進、観光型漁業の推進を行っています。

漁業施設の整備

 各施設の老朽化による整備および作業の効率化などをはかるため、漁業施設の整備を実施。特に、柏原支所の施設は老朽化が著しく建て替えの時期にきているものの、財源不足などの問題もあり整備がはかれていませんでした。
 しかし、平成23年度までに、柏原支所おいて、強い水産業づくり交付金事業や福岡県水産業振興対策事業により、燃油施設や製氷貯氷施設や荷捌き施設の整備を実施し、大方の整備が完了しました。平成27年度においては、柏原漁港周辺産業・観光整備工事を実施し、漁業エリアと観光エリアを明確にする予定です。

養殖・放流事業の促進

 近年は水産資源の減少などの問題もあることから、漁協運営および漁業所得の安定をはかるため、つくり育てる漁業として養殖・放流事業を促進します。平成4年度よりアワビ(平成4年~8年 柏原、平成10年~12年 芦屋)、ウニ(平成4年 柏原)、クルマエビ(平成6年~9年 協同)、ガザミ(平成7年~9年 協同)、ヒラメ(平成9年~10年 協同)をパイロット事業として放流事業に取組んできました。(11年度より漁協単独へ)
 現在は漁協単独でアワビ・カサゴ(平成25年度からヒラメからカサゴに変更)の放流を実施し、年間安定した売上げを確保しています。また、柏原地区において、平成23年度より水産多面的機能発揮対策(旧、環境・生態系保全対策)事業で藻の食害生物(黒ウニ)の除去を行い、藻場の再生を目指しています。

観光型漁業の推進

 都市との交流をはかり、集客力を高めるため漁港周辺の整備を行うなど、観光型漁業を推進します。平成12・13年度には、都市との交流、地場産品の販売促進をはかる観点から福岡県水産業振興対策事業により、軽食テラスを備えた柏原活魚センター「海の駅」を建設。13年6月オープン以来北九州市を中心に近隣市町の利用客が連日多く訪れ、12年度に比較して約2倍の売上げ(1億2400万円)がありました。
 しかし、近隣市町のおいて同様な施設の開業や漁獲量の減少により、売り上げが平成17年度(1億7328万円)を頂点にして、年々減少傾向にあります(平成24年度 6858万円)。そのため、平成22年度に製氷貯氷施設、平成23年度に荷捌き所を中波止場に移設し機能集約を行いました。平成26年度に、周辺産業・観光整備を行い、売り上げの向上を目指します。
 また、比較的漁獲高が安定しているケンサキイカのブランド化により地域資源としての利活用し、地域の活性化、魚価の安定をはかろうと「あしやんいか」と命名。現在地元割烹での「活きイカまつり」としての展開などPR活動を行っています。
※平成27年6月24日(水曜日)より、柏原活魚センター「海の駅」(食事処)は、リニューアルオープンしました。

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