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栃木県佐野市と芦屋町は、平成6年度より毎年交互にお互いの市町を訪問しあう形で交流していて、令和7年度は芦屋町に佐野市のこどもたちを迎えました。佐野市から16人、芦屋町からは14人の小中学生が参加し、8月3日~5日の3日間の日程で、こどもサミットや塩づくり、海あそび、鋳物印かんづくりなどを通じて交流を深めました。
両市町について、「概要・歴史」「伝統・文化財」「みどころ・いいところ」の3つのテーマで班ごとに発表、紹介し合いました。地域の違いや共通点を学ぶとともに、お互いの市町に対する理解が深まりました。芦屋町のこどもたちは、佐野市名物の「黒から揚げ」や「いもフライ」、また佐野市が「佐藤さん発祥の地」ということにも関心を持っていました。
海の見える工房で、塩づくりのプロの指導のもと、塩づくりをしました。グループに分かれてカセットコンロを使い、濃縮された海水を熱して塩をつくりました。作った塩を試食したこどもたちは、普段食べている塩との味の違いや、グループによって味が違うことに気が付き、同じ味を作りだすことの難しさを学んだようでした。
芦屋海水浴場で、シュノーケリング、ボードあそび、砂浜あそびをしました。海から遠いところに住んでいる佐野市のこどもたちはもちろん、芦屋町のこどもたちにとっても初めての体験ができ、よい思い出づくりができました。
芦屋釜の里で鋳物師の指導のもと、鋳物印かんづくりを行いました。名前から1字選んだ古代文字の型を彫り、その型に溶かした錫(すず)を流し込み、世界にたった1つの印かんをつくりました。こどもたちの思い出にも形にも残る活動となりました。
事業報告書を作成しました。ぜひご覧ください。
栃木県佐野市との青少年交流2025報告書 [PDFファイル/2.06MB]