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はねそ(福岡県指定無形民俗文化財)

記事ID:0031675 更新日:2024年3月19日更新

はねそ
はねそ(芦屋町はねそ保存会)

はねそとは、芦屋、山鹿に200年以上前から伝わる盆踊りです。
天明2(1782)年、上方の歌舞伎役者尾上三十郎を招き、丸一年かけて伝授してもらったものが始まりとされています。
「はねそ」の語源は、跳ね踊る際に、着物の裾が跳ねる「跳ね裾」から変化し、「はねそ」といわれるようになったというのが定説です。今に伝わるはねそは、跳ね踊ることはしませんが、古くから続く芦屋の盆踊りが跳ね踊る念仏踊りだったことから、「はねそ」という名のみが残ったと考えられています。

盆踊りは踊り子が輪になって踊る「輪踊り」や、阿波踊りのような「行進式」が有名です。
しかし、はねそは横隊、縦隊の形で踊る珍しい踊りです。これは初盆の家に設けられた祭壇に向かって踊った名残です。

指定年月日

昭和51年4月24日