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令和6年12月21日~22日の2日間、福岡県立少年自然の家玄海の家で第7回研修「ウィンターキャンプ」を行いました。
1日目の午前は、地図を頼りに施設内に貼られたポストの記号を集め、その記号を解読する宝探しをしました。研修生たちは地図とにらめっこしながら、しゃがんだり、ジャンプしたりと目線を変えながら隅々まで探していました。悪戦苦闘しながら宝を探し出すことができると、喜びの歓声が上がりました。班の仲を深めるとともに達成感を味わうことができました。
1日目の午後は、正月の風物詩であるたこ作りをしました。研修生たちは説明を熱心に聞きながら細かな作業も仲間と試行錯誤しながら作り上げました。完成後はたこあげをしました。たこあげには「願いを天まで届け、健康や成長を祈る」という意味があると言われています。寒さに負けず元気いっぱい体育館で走り回ってたこあげを満喫していました。
2日目の午前は、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」にチャレンジしました。ルールは簡単で木の棒を投げてピンを倒し、先にぴったり50点になったチームの勝ちです。投げる技術だけではなく、作戦や運も重要なスポーツで、研修生たちは一投ごとに一喜一憂しながらモルックを楽しんでいました。
2日目の午後は、たき火で焼き菓子づくりをしました。サマーキャンプの野外クッキングで培った知識と経験を活かして、教え合いながらマキ割りからマキ組み、火おこしをして調理しました。夏は暑さに耐えながらの調理でしたが、冬はたき火で暖をとりながら、温かいお菓子を食べて心も体もほっこりすることができました。