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ひらた船(福岡県指定有形文化財)

記事ID:0031281 更新日:2024年3月19日更新

ひらた船
ひらた船(芦屋町歴史民俗資料館蔵)

ひらた船は、江戸時代から明治時代初期の石炭運搬船で、遠賀川水運の貴重な資料です。最盛期には7,000隻以上のひらた船が遠賀川筋や江川、堀川、洞海湾を往来していました。明治時代に入り、鉄道網が発達すると、ひらた船は石炭運搬から、川砂運搬に転用されました。この船は、昭和30年代に、中西家から芦屋町が譲り受けた船です。木造船で三枚棚、長さ13.8m、幅2.7mの大きさです。
最盛期には7,000隻にも及んだといわれたひらた船も、現在では折尾高校で保存されているものと、この船の2隻しか残っていません。

指定年月日

昭和38年1月16日

所在地

芦屋町中ノ浜4-4 (芦屋町中央公民館敷地内)

ひらた船を展示しています

ひらた船は、芦屋町中央公民館敷地内のひらた船展示施設に常設展示しています。

見学時間

9時00分~17時00分

休館日

​毎週月曜日及び12月29日~翌年1月3日(年末年始)
※芦屋町中央公民館の開館日に準じます。